人口1万2千人の長野県真田町で、サテライトデイ、逆デイ、グループリビング、民家改造グループホーム、ユニットケア、地域サテライトケア、地域交流施設…様々な先駆的取り組みをしてきたアザレアンさなだ。そこで積み重ねられた実践は、施設で暮らすための支援ではなく、住民の目線で「地域で暮らし続ける＝ねばる」ためのものでした。この在宅での暮らしを支えるために取り組まれた実践の主旨は、厚生労働省老健局長の私的研究会である高齢者介護研究会でも報告され、「新しい介護サービス体系」や「新しいモデル」の必要性を提案するにいたりました。
　「地域でねばる」の出版を記念し、全国で活動する仲間とともに、地域でねばるを支えるアザレアンさなだのこれからに焦点をあて、「誰もが住み慣れた地域でねばる」ことを目的に開催します。