ＣＬＣでは平成16年度からは市町村単位の、平成19年度からは小学校区単位と町内会・自治会単位での地域住民活動とそれを支援する社協や自治体の基盤整備に着目し、モデルの発信という視点も含め、全国の10程度の市町村に関わりを得ている。今回は、千葉県木更津市（人口12万5千人）や香川県観音寺市（人口6万5千人）など５つの市町村を訪問し、そのモデルをセミナーやインターネットなどを通して積極的に情報発信した。

　その結果、全国で実践する地域の今後の活動の参考にしてもらうことができた。また、セミナーの開催を通じて、これまでの活動の振り返りととともに、それぞれの活動及び、それぞれの活動を支援する社会福祉協議会や自治体の基盤強化のきっかけを提供できた。今後の地域密着型福祉全国セミナー」の開催予定やモデルを紹介するための書籍の出版にもつながった。