緊急アピール文 |
「ユニットケアが人としての尊厳ある暮らしを支えるために、
さらに次の一歩を踏み出すために」 |
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私たちはこの2日間、施設に暮らすお年寄りや障がい者、子どもたち一人ひとりのその人らしい暮らしを支援するために、ユニットケアが必要であることを改めて確認しあいました。これまでの話し合いを整理し、ユニットケアが人として尊厳ある暮らしを支え、また次の一歩を踏み出すためにも、私たち一人ひとりが自ら考え、行動するとともに、実践の理解と支援を広めていきましょう。 |
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1.私たちはユニットケアを通して、本人を中心とした暮らしの支援のあり方に気づきました |
ユニットケアに取り組む中で、今まで気づかなかったことがいくつも見えてきました。一番大きかったのは、施設の中での暮らしがお年寄りではなく、スタッフを中心として回ってきたことでした。
私たちはユニットケアの実践を通して一人ひとりのお年寄りの細かな表情の変化に少しずつ気づくことができるようになりました。スタッフが忙しく走り回るのではなく、お年寄りと一緒に暮らしを楽しむこと、またその願いをかなえていく役割の必要性を知らされました。 |
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2.その人らしい暮らしの実現にむけ、スタッフの適正な配置のための報酬を望みます |
介護保険と同時にスタッフの配置はようやく4:1から3:1になりました。ユニットケアを実践する施設はそこからさらに、厳しい運営状況の下、2:1に近づけるようにと配慮をし、取り組んできました。その中でスタッフ一人ひとりが真摯にお年寄りと向きあい、寄り添うことができた結果、一人ひとりのお年寄りを中心とした暮らしの実現がようやく可能となってきました。私たちは今後も、ユニットケアの実践を継続し、より質の高い暮らしを実現し広げていきたいと考えています。そのためにも、今回の介護報酬の改訂ではこれまでの実践を支え、新たな一歩を踏み出すための報酬を望みます。 |
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2005年8月7日 |
第7回ユニットケア全国セミナー (とちぎ大会) |
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