Aの柱では、制度化に至った過程や実際に制度化された内容、制度を実際に運営していく事業所や自治体の役割について述べています。運営の部分では、制度を越えて小規模多機能ケアが創造してきた地域密着の姿を伝えています。「地域密着」は小規模多機能型居宅介護を包含する地域密着型サービスとして制度用語となりましたが、小規模多機能ケアにとって切り離すことができない要素の一つです。そのため、方法編、価値・実践編の各所でも相互に関連をもちながら登場していますので、学習のポイントとしておさえてください。
Bの柱では、小規模多機能ケアを実践していく時の広い意味での方法を扱っています。具体的な「事例」から出発し、実践の土台となる価値、ケアマネジメントの視点や方法、さらにスタッフのマネジメントをご紹介しています。関係づくりを基本とした小規模多機能ケアの価値をしっかりおさえたうえで、利用者の生活に合わせて多機能をマネジメントすることで、はじめて小規模多機能ケアの支援が成り立ちます。
T 小規模多機能ケアの展開と制度化 −制度編 −
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