アメリカ・ヨーロッパの痴呆性高齢者のケアの現場で圧倒的な支持を得ているバリデーション。今までのセラピーのような、お年寄りを客観的に観察し、その問題点を探し出し、評価し、修正するという、方法では、本当に痴呆のお年寄りが癒されることはなかった。バリデーションは、長年高齢者ケアに関わってきたアメリカのソーシャルワーカー、ナオミ・フェイルの試行錯誤の中から生まれてきたコミュニケーション法である。「共感」するとはどういうことかを明らかにし、それぞれの痴呆の段階に応じて効果的なテクニックを紹介。お年寄りだけではなくケアする人にも大きな変化をもたらす、革命的なコミュニケーション法、バリデーションが日本のケアを変える！