2019.11.3 ~ 4
第6回生活困窮者自立支援全国研究交流大会
第6回生活困窮者自立支援全国研究交流大会
内容
2015年に施行された生活困窮者自立支援法は昨年6月に改正法が成立し、法に【人の尊厳という理念】、定義に【社会的孤立】が盛り込まれました。改正法のもと、自立相談支援事業を始め各事業が全国各地で取り組まれ前進していることは私たちの確信とするところです。しかし、縦の制度に留まり制度と制度の狭間を生んでいることは無いのか?生活困難にある方々とつながっているのか?を問い直す時ではないでしょうか。生活困窮者自立支援制度がなかった頃のように、自死や若者や中高年の引きこもり、生きづらさを抱える子どもや女性、LGBT、刑余者などの現場に学びながら、「人に寄り添い、伴走する」生活困窮者支援の原点に今一度立ち返りましょう。また個別支援にのみ問題解決を委ねるならば、当事者も支援者も自尊心や尊厳を失い、共に追い込まれかねません。手をたずさえ、離さず、関係をつくる伴走の時間軸と生きやすい地域づくりも忘れてはならない課題です。全国研究交流大会を主催し生活困窮者自立支援制度を官民共同で推し進める全国ネットワークはより多様で様々な分野、領域の人々、支援者、当事者たちとつながるプラットフォームの役割を果たすことや次世代に受け継ぐ持続可能な態勢づくりにも取り組む決意です。下記日程で開催される第6回研究交流仙台大会は、生活困窮や地域づくりなど全国各地の取り組みや地域の喜び、つながる仲間の発見など希望を持ち寄り、互いを支え合う集いです。皆さまの参加を心からお待ちしています
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開催要項